冷凍庫用の冷凍機から異音がしていた時の修理状況

圧縮機用電磁開閉器のチャタリングの原因とは

ある日、お客さんからの電話で冷凍機から大きな音がしていると電話があり現場に到着して、状況を確認してみると・・・。

 

運転してしばらくすると、圧縮機用の電磁開閉器(マグネットスイッチ)がチャタリングするではないですか!

 

「ガチャガチャガチャ」と

 

お~と、圧縮機が壊れちゃう~からスイッチオフ!

 

マグネットスイッチ(52C)のコイルに入っている配線をシーケンスからたどっていくと

 

49Cと26C1を発見!

 

49Cは圧縮機の頭についている温度開閉器で、26C1は吐出管についている温度開閉器です。

 

この二つがあやしい!とにらみ、

 

早速1個づつチェックです。

 

49Cのセンサーに付いている配線を外してジャンパー線を使い配線を短絡させて運転開始です。

 

しばらくするとチャタリングが始まりました。

 

49Cではないので、元に戻し26C1の線を外しジャンパー線を接続して再度運転です。

 

しばらく運転しても、チャタリングの症状がでないのでこの温度開閉器がいたづらしているなと確定しちゃいました。

 

早速メーカーに部品を引き取りに行き吐出管温度開閉器を交換し修理完了。

 

まとめ

マグネットスイッチがチャタリングしているときは、そのコイルに出入りしているスイッチや配線等が影響しているので、まずはそこをチェックです。

 

まずはそこにあるスイッチ類、今回の場合は温度開閉器になります。

 

この温度開閉器ですが、高温部分に付いているものは結構劣化しやすく壊れやすいです。

 

まずは迷わずジャンパーしてみて異常な動きがしないか確認しよう!

 

その時症状が出なければ、その部分が怪しいので部品を交換しましょう。

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